婚前アラサー卵巣嚢腫摘出ブログ

将来のことを考えて、結婚直前に卵巣嚢腫の腹腔鏡手術を受けたアラサー女子の闘病記です。

卵巣嚢腫の症状

卵巣は沈黙の臓器と言われる程、症状が出にくく、悪いところがあっても、気づきにくいと言われていますよね。

私の場合は、婦人科に定期検診に行っていたので、片方の卵巣が大きくなっていることを早い段階で認識していました。

そのせいか、つい気になってしまい、チクチクとするような気がする、お腹や足の付け根が圧迫されているような気がする…と、常に考えるようになってしまいました。

もしかしたら、痩せないのも、卵巣嚢腫のせいでホルモンバランスが乱れて…?などと、高カロリーなものを食べている自分を棚に上げて、すべてをそのせいにしてしまうようになっていました。

もともと生理痛がひどいので、それも卵巣嚢腫のせい?なんて思って、げんなりすることもありましたが、それは後に生理痛と卵巣嚢腫は無関係で、別に少しだけ子宮内膜症の症状があったから生理が重たかったのだと分かりました。

今となっては自分の身体のことながら、どこまで本当でどこまで気にしすぎだったのかは分かりませんが、精神衛生上良くないのは間違いありません。

一つ言えることは、思い悩むなら先生に相談をして、すぐに処置した方が楽になるということ。

どんなに重たい症状だったとしても、先に待っているのは死ぬか生きるかだし、だったら暗い気持ちでいるのは短い方がいい。

一度病院に相談してしまえば、治療の過程も辛かったとしても、それは意味のある辛さで、治すためだけに気持ちが向かうので。

仕事のストレスや家庭のストレスを感じるたびに、もっと悪化したらやだな、このままじゃだめだな、なんて、考えるだけもったいないです。

自分の身体の異変に気付いた時って、とってもとってもとーーーっても怖いですが、それを取り除くための特効薬は、まず病院に行くことです。

といっても、私も手術をするまで、半年ほど悩みました。最終的な卵巣嚢腫のサイズは5.7cm。だいたい5cmを超えると、手術をすすめられるそうなのですが、微妙なサイズだったので、小さくなるかもしれない、という期待が、判断を遅らせてしまいました。

でも、もっと早くにしておけば良かったなと思います。

結婚を控えているので、パートナーやそのご家族にまで、心配な思いをさせてしまいました。

針や漢方で…なんて考えた時もありましたが、相手は身体の奥深く、見たことも触ったこともない臓器です。

しかも、通常の倍近く大きくなったものは、なかなか簡単には治りません。

私の場合、どれも気のせいかもしれないの範疇で、明確な身体的症状はありませんでしたが、唯一言えることは、痛いかもしれないという憂鬱な気持ちこそが、1番の症状だったということ。

悩んでる方がいらっしゃれば、早く病院に相談することをおすすめします。